犬がトイレを噛んで困る!対策法はないの?と気になっていませんか。
結論から言うと、犬がトイレを噛んでいたずらしてしまうのは、何かしらの不満があるからです。
▼犬がトイレを噛む理由
- トイレをおもちゃだと思っている
- ストレスが溜まっている
- トイレでいたずらすれば飼い主さんに構ってもらえると思っている
- 寝床とトイレの距離が近くて不満がある
そのため、犬がトイレを噛んでいたずらをするときは、その原因をしっかり確認して対処をしていくことが大切です。
この記事では、犬がトイレを噛む理由から対策までをまるっと紹介します。
最後まで読むことで、犬のトイレ問題を解決することができるので、ぜひ参考にしてください。
結論:犬がトイレを噛むのは不満があるから
結論から言うと、犬がトイレを噛んでいたずらをするのは、何かしらの不満があるからです。
▼犬がトイレを噛む理由
- トイレをおもちゃだと思っている
- ストレスが溜まっている
- トイレでいたずらすれば飼い主さんに構ってもらえると思っている
- 寝床とトイレの距離が近くて不満がある
上記のように、環境が不満、ストレスが溜まっている、飼い主さんに構ってもらえなくて寂しいなど様々な不満が影響して、トイレを噛んでしまうのです。
そのため、自宅の犬がなぜトイレを噛んでしまうのか原因をしっかり突き止めて、それに合わせて対処してあげることが大切になります。
ここからは、犬がトイレを噛む理由と対策法を、具体的な事例を用いて紹介していきます。
犬がトイレを噛む理由と対策法
犬がトイレを噛んでしまう原因は、大きく分けて次の4つに分かれます。
①犬がトイレをおもちゃだと思っている
②ストレス発散のため
③トイレでいたずらすると飼い主さんに構ってもらえると思っている
④寝床とトイレの距離が近くて不満を持っている
それぞれの原因から対策法までを詳しく見ていきましょう。
理由① トイレをおもちゃだと思っている
犬がトイレを噛んでしまう時に考えられる1つ目の理由は、犬がトイレをおもちゃだと思っているから。
具体的に言うと、犬がサークルの中で遊べるおもちゃなどが無い場合などに、トイレをおもちゃ代わりにして噛んでしまうというイメージです。
特にトイレシートは、犬にとってビリビリと破く感覚が楽しいようなので、おもちゃ代わりにしてしまうワンちゃんは多いようです・・。
対策法|新しいおもちゃを与える
犬がおもちゃと勘違いしてトイレを噛んでしまっている場合は、ボールなど新しい犬用おもちゃを与えるようにしましょう。
もし、すでにおもちゃを与えているという場合は、犬が古いおもちゃに飽きてしまっている可能性もあります。そのため、日替わりでおもちゃを変えてあげるのも一つの手と言えるでしょう。
現在犬用おもちゃは、ただのボールだけではなく、おやつを詰められるものや、歯磨きロープなど様々なものが販売されています。犬の好みに合わせて特に気にいるものを用意してあげることで、犬がトイレを噛むのを防ぐことができますよ。
理由②ストレスが溜まっている
トイレを噛むことで、ストレス発散をしている犬も多いです。
散歩の運動量が少なく、遊んでもらえず、一日中サークルの中で過ごしている状態では、どんな犬でもストレスが溜まってしまいますよね。
そんな時に近くにあるトイレを噛んで、いたずらをすることでストレスを発散させている犬も多いんです・・。
対策法|普段からストレス発散させてあげる
犬がストレス発散のためにトイレを噛む場合は、普段からストレスを溜めないように発散させてあげることが大切です。
例えば、「お散歩の時間を長くして運動量を増す」「ボール遊びや構ってあげる時間を増やす」など工夫することでストレスを発散させてあげましょう。
犬種別のお散歩の時間の目安は、以下になります。※お散歩とは別にお家でも遊んであげましょう。
トイプードルやチワワなどの小型犬
→1日30分〜1時間程度
柴犬やコーギーなどの中型犬
→1日1時間程度
ゴールデンレトリバーなどの大型犬
→1日1時間〜2時間程度
散歩や遊びの時間が増えればストレス解消になり、犬もトイレにいたずらをすることもなくなるでしょう。
理由③トイレでいたずらすれば飼い主さんに構ってもらえると思っている
トイレでいたずらをすることで、飼い主さんに構ってもらおうとする犬もいます。
例えば、犬がトイレにいたずらをした時に、「あ!トイレにいたずらするなんてだめでしょ〜!」と声をあげながら、トイレを片付ける飼い主さんも多いのではないでしょうか?
この時に中途半端に声をあげながらトイレを片付けることで、犬は怒られているという認識ではなく「トイレをいたずらをすれば、声をかけてもらえる!構ってもらえる!」と頭の中で考えてしまいます。
こういった状況から学習した犬は、飼い主さんに構ってもらえず不満が募ると、わざとトイレを噛んで、飼い主さんの気を引こうとするのです。
対策法|たくさん構ってあげる・トイレを片付ける時は無視する
犬が飼い主さんにかまってほしくてトイレにいたずらをする場合の対策法は、2つあります。
まず1つ目の対処法は、犬が寂しい思いをしないように、たくさん遊んで構ってあげることです。
この場合の犬の目的は、飼い主さんに構ってもらうということなので、最初から遊んであげれば犬がいたずらをすることはなくなります。
また2つ目の対処法は、トイレにいたずらをした時に大げさに声をあげず静かに片付け、その後も無視するということです。
犬は、飼い主さんが「だめでしょ〜!」と声を上げて怒ることを構ってくれていると勘違いしてしまいます。
そのため無言で片付けその後も無視をすることで、トイレを噛んでも構ってくれるわけではないことに気づき、自然にいたずらすることをやめてくれるでしょう。
理由④寝床とトイレの距離が近くて不満がある
犬がトイレを噛んでしまう理由として、寝床とトイレの距離が近いことに不満があるということも考えられます。
具体的に言うと、犬はきれい好きなので、寝床がトイレで汚れることを嫌がります。
そのため、サークル内で寝床とベッドが隣り合わせになっている状況を嫌がる犬も多いといえるでしょう。
そういった状況に不満を持った犬は、寝床からトイレをなくそうとして噛みついて壊してしまう場合があるのです。
対策法④寝床からトイレを離す
この場合は、犬の寝床からからトイレを離してあげるのが一番の解決策です。
トイレをサークルの外に置いても良いですし、場所に余裕があれば、トイレ用のゲージを購入しても良いと思います。
トイレとベッドの距離を離し、寝床を清潔に保てれば、犬がトイレを噛むのを防ぐことができますよ。
どうしても犬がトイレを噛む時におすすめのグッズ
すでに上記の方法を実行しているのに、犬がトイレを噛むのをやめてくれない!という場合、便利なグッズを利用するのがおすすめです!
ここでは
を紹介していきます!
噛まれても大丈夫!強度の高いトイレトレー3選
犬のトイレ問題を解決できるおすすめのトイレトレーは以下の3つです!
トイレシートを噛んでいたずらする場合と、トイレトレー自体を噛んでしまう場合にわけてそれぞれおすすめの商品を紹介しますね。
トイレシートを噛んでビリビリにする
トイレトレーごと噛む
トイレトレーを噛むけどできるだけおしゃれなものがいい
メッシュ付きトイレトレー
犬がトイレシートを噛んでいたずらするという場合は、メッシュ付きのトイレトレーを利用しましょう。
メッシュ付きのトイレトレーであれば、トイレシートの上にメッシュのカバーをかぶせるので、犬がいたずらするのを予防することができます。
値段も大体1,000~2,000円程度で購入できるので、手軽に買えるのもうれしいポイントですね。
@higu_nichi あら…また食べちゃったの?お茶目ちゃん💦うちもパピーの頃よくいたずらしたので、メッシュのふた付のトイレに変えました。よかったらお試しを~。先生も怒らずにすむし、お腹の心配しなくてよくなるかも❗
— kuku (@kuku_tenluna) October 19, 2015
ただし、犬がうんちをした後に足で踏んでしまうとメッシュの中に糞がこびりついて掃除がめんどくさいという欠点もあるので、覚えておきましょう。
また素材がプラスチックなので、トイレトレーごと噛んでトイレシーツを取り出してしまう犬も多いよう。
もしこのタイプのトイレトレーでも、犬に壊されてしまったという方は、次に紹介する商品を確認してくださいね!
ステンレススチールトイレ
※楽天・Yahoo!ショッピングでの取り扱いはありません
犬がトイレトレーごと噛んでいたずらをしてしまう場合は、ステンレススチールのトイレトレーがおすすめです。
なぜなら、通常のプラスチックのトイレトレーよりも重量があり、角もかくばっているので、犬がおもちゃにしづらいフォルムだからです。
給付金で注文したワンコのトイレトレー!
きっともう届いてるよね((o(´∀`)o))ワクワク気に入ってくれるかな?
今度はステンレス製だからガジガジ出来ないよww
— きょん (@kyon2yuzu1207) July 23, 2020
下にトイレシーツを取り出せる引き出しがついているので掃除も簡単。お値段は大体7,000~8,000円と若干高いですが、これまでいくつもトイレトレーを壊されてしまっているのであれば、一回このぐらいの値段のトイレトレーを飼うのもアリだと思います。
ただ、欠点として見た目がおしゃれではないので、部屋のインテリアにこだわりがあるという人からすると微妙かもしれません。
トイレトレーを何回も壊されてしまっているけど、見た目にはこだわりたいという人は次の商品を確認してみてください。
ステンレス おしゃれ トイレ
※楽天・Yahoo!ショッピングでの取り扱いはありません
犬がトイレトレーを噛んでしまうけれど、さきほどのステンレスのトイレトレーは見た目が・・という人におすすめなのが、ステンレス おしゃれ トイレです。
写真の通り、トイレトレーはステンレスですが、かなり薄いスタイリッシュでシンプルなデザインなので、部屋のインテリアにもあうデザインです。またメッシュが細く犬が足を挟まないのもうれしいポイントですね。
もちろん重量もあるので、トイレトレー自体にいたずらするのも難しく、犬がトイレシーツを引っ張り出すこともありませんよ。
ただし、このトイレトレーはデザイン性がたかくおしゃれな分、料金が少し高いということを頭に入れておいてくださいね。
1歳2ヵ月のコーギーを飼っていますが、トイレの破壊癖が治らなくて本当に困っていました!
日中は仕事でいないので帰宅したらメッシュトイレからペットシーツを引っ張り出しボロボロ、樹脂のメッシュは噛み砕かれてもうストレス!
壊されないようにあの手この手使ってたら気付けばトイレ費用だけで5万円を超えてかなり困ってるところ、ステンレストイレに辿り着きました。
やはり値段的に躊躇しましたが、これで終わるならと購入しました。
ペットシーツはそもそも引っ張り出せる場所がないのと、壊そうと思っても頑丈なので破壊行動はされません!!!
本当に助かりました!!!
破壊癖のあるワンちゃんがいる家庭にはかなりお勧めできます!
『最初からコレにすればよかった』と言える製品で満足です!強いて言うならネジはペンチなどで気持ち固く締めないと器用なワンちゃんなら外しそうです。(手で固く締めたつもりでしたが我が家は外されました…)
破けずに繰り返し使えるペットシーツおすすめ2選
ここではペットシーツをビリビリにしてしまうワンちゃんにぴったりの破けないペットシーツを2つ紹介します!
2枚入りで丈夫に使える!白色で安心!洗えるペットシーツ
好きなサイズにカットできる!繰り返し洗えるペットシーツ
INULABO 洗えるペットシーツ
INULABO 洗えるペットシーツは、真っ白なシートで愛犬のおしっこをよく確認できるため、愛犬の体調の変化にすぐに気づき、病気の早期発見・早期治療に繋げることができます。
機能性も抜群で、抜群の吸収力と速乾性により、小型犬なら1日中使用しても快適に過ごせます。
また丸洗いできるので、繰り返し使えて経済的にも地球にも優しいエコシーツです!
豊富なサイズを用意しているので、愛犬の体格やトイレスペースに合ったものを選ぶことができますよ。
6ヶ月のミニシュナが留守中にトイレシートをボロボロに噛んでしまうのでこちらを購入しました。 1ヶ月半ほど毎日トイレトレーにセットして使用しています。毎回このシートの上にきちんとおしっこできています。留守中にトレーから外してしまい噛んで遊んでいることが殆どですが、糸がほつれたり破れることもないです。おしっこはお風呂場で強めのシャワーを当てると綺麗に流れるのでその後に洗濯機に入れて毎日洗っています。在宅中は悪戯しないので使い捨てのシートを使用し、留守中のみこちらのシートを使用しているので2枚目も購入しました。我が家はこちらの商品に助けられました!出会えてよかったです!
自由にカット可 制菌ペットシーツプレミア
制菌ペットシーツプレミアは「ハサミで自由に簡単にカット可能」なので、ペットのケージやトイレに合わせて、使いやすい大きさや形にカットできます。無駄なく使え、ゴミも削減できます。
長持ちする耐久性で、コストパフォーマンスも抜群!繰り返し洗えて数年経っても劣化せず使用できるので、ランニングコストを抑えられます。
誤飲防止設計で、ペットが噛んでも破けにくい丈夫な素材を使用しています。お留守番中も安心してお使いいただけます。
さらに天然成分消臭剤が配合されており、ペットのおしっこや体臭などのニオイをしっかり吸着・中和します。洗濯後も効果が持続し、室内干しや湿った状態でも嫌な生乾き臭を抑えます。
こちらの洗える布シートのLと Mサイズを購入しました。 トイレシートをビリビリに破っちゃうので布にしましたが大正解でした! チッコは裏面まで滲みませんし、手洗いをササッとするだけで汚れが落ちます。 手洗い後、天日干しだけでも速乾性抜群ですし、臭いが全くしません。 もちろん、手洗い後洗濯機で洗ってもOK! うんちの跡もウエットティッシュでササッと拭くだけですぐに綺麗になります。 他の商品も試しましたが、こちらの商品がピカ一です。 これから梅雨に向けてまた買い足しを考えてます。 良いものに巡り会えました!
まとめ
今回は、犬がトイレを噛んでしまう原因と対策法をご紹介しました。
犬がトイレを噛んでしまうと、お掃除も大変ですし、犬がペットシーツを食べてしまうリスクもあると思います。
今回の記事を読んで、自宅の愛犬がなぜトイレを噛んでしまうのか理解してあげてから、適切に対応してあげてくださいね。