自宅で犬のお腹のバリカンをかけたい!犬のお腹にバリカンをかけるやり方がわからない!と悩んでいませんか?
結論から言うと、以下のやり方であれば、自宅でも簡単に犬のお腹のバリカンをかけることができます。
➀犬を持ち上げる
➁おへその位置を確認する
➂毛並みを見ながらバリカンをかける
➃お股にバリカンをかける
ただし飼い主さんの中には、バリカン負けしないか心配!文章だけではどうやればいいかわからない!という人もいるでしょう。
そのためこの記事では、犬のお腹にバリカンをかけるやり方やバリカン負けさせないコツを動画を用いながら紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
犬のお腹にバリカンをかける前に注意すること
犬のお腹にバリカンをかける前に、次の3つ注意点を確認しましょう。
・バリカンの刃は1ミリ以下でかける
・お腹周りが濡れている場合は乾かす
・バリカンを強く押し付けない(バリカン負けの原因になる)
それぞれ詳しく紹介します。
バリカンの刃は1ミリ以下
バリカンで犬のお腹を刈る場合、バリカンの刃は1ミリ以下のものを使いましょう。
そもそも、犬のお腹周りにバリカンをかける理由は、おしっこなどでお腹が汚れてしまうのを防ぐためであることがほとんど。
そのため、1ミリ以下のバリカンでお腹周りをつるつるに刈れば、清潔に保ちやすいというわけです。
通常販売されている犬用バリカンの刃は、1ミリであることが刃とんどなので、そのまま使ってOKです。
中には、以下の写真のようにダイヤルを回して、バリカンの刃の長さを決められるものもあるので、事前に確認してくださいね。
濡れている場合は乾かす
バリカンをかける前に、犬のお腹周りが濡れている場合は、必ず乾かしてから作業に入りましょう。
例えば、陰部周りにおしっこがついていたり、雨の日の散歩の後などで濡れてしまっている場合です。
というのも、お腹が濡れていると、毛が立たず、しっかりとバリカンをかけることができないから。
さらに濡れた皮膚にバリカンの刃を当てると、皮膚を傷つけてしまう原因にもなってしまいます。
お腹の毛は細く、ドライヤーで乾かせばすぐに乾きます。お腹のバリカンをかける際には、面倒くさがらず必ず乾かしてくださいね。
強く押し当てるとバリカン負けの原因に…
お腹周りにバリカンをかける際は、強く押し当ててしまうと、バリカン負けの原因になってしまいます。
そのため力を入れすぎないように、注意しましょう。
初心者でバリカン負けをするのがこわいという方は、お腹の皮膚から数ミリほど浮かせた状態でバリカンをかけると、ケガをさせる心配もなく安心ですよ。
※もしバリカン負けをしてしまったら・・。犬のバリカン負けの対処法の記事をご覧ください。
犬のお腹にバリカンをかけるやり方
犬のお腹にバリカンをかけるやり方は以下になります。
➀犬を持ち上げる
➁おへその位置を確認する
➂毛並みを見ながらバリカンをかける
➃お股にバリカンをかける
それぞれ詳しく紹介するのでそれぞれ見ていきましょう。
犬のお腹にバリカンをかけるやり方をまとめた動画はこちら↓
①犬を持ち上げる
犬のお腹のバリカンを刈る時は、片手で犬の前両足の付け根を持ちながら、犬を持ち上げお腹が見える状態にして刈っていきます。
犬を持ち上げる方法は、この動画が参考になると思います↓
また犬の足が悪い場合や、犬が暴れてしまう場合は、後ろから抱えて持ち上げたり、他の人に犬を持ち上げてもらうことをおすすめします。
おへその位置を確認する
バリカンをかける前に、犬のおへその位置を確認しましょう。
犬のおへそは、体のちょうど真ん中くらいの位置にあり、傷のようになっていたり、出っ張っていたりします。以下の写真を参考にしてくださいね。
バリカンでお腹の毛を刈る
おへその位置が確認できたら、お腹のバリカンをかけていきます。
以下の図のように、バリカンの刃は皮膚に対して平行になるようにかけていきましょう。
お腹の毛は生える方向がバラバラなので、毛の生え方に合わせて様々な方向からバリカンをいれるときれいに刈ることができますよ。
また犬のお腹のバリカンの形は、オス犬とメス犬でデザインが変わるのが一般的です。
以下の画像を参考に、それぞれのスタイルにバリカンを入れてみてくださいね。
・オス犬⇒おへそ上2センチを中心に逆のV字
・メス犬⇒おへそ上2センチを中心に逆のU字
お股(陰部まわり)の毛を刈る
続いて、お股の陰部周りの毛も刈っていきましょう。
メス犬は、お股に陰部があるので、ここをきれいに刈ることでおしっこがついてしまうのを防ぐことができます。
お股を刈る際には、以下の写真のように犬を立たせた状態で、片方の後ろ足を持ち上げて刈っていきましょう。
【Before】
【After】
この際、あまりに片足を上げ過ぎてしまうと犬が痛がってしまうので、気をつけてください。
また、陰部が出っ張っているので、バリカンを引っ掛けないように注意しましょう。
犬のお腹にバリカンをかけるやり方 まとめ
今回は犬のお腹にバリカンをかけるやり方をご紹介しました。
犬のお腹の皮膚は薄くバリカン負けしやすいので、お腹の皮膚に対して刃を平行にして、バリカンをかけてあげてください。
またオス犬は陰部、メス犬は乳首を引っ掛けて怪我をさせてしまうことが多いので、確認しながら慎重に作業を行いましょう。