犬が飼い主以外の人にうれしょんする理由は?対策方法はないの?と気になっていませんか。
結論から言うと、犬が飼い主以外の人にうれしょんしてしまう理由は様々ですが、興奮によって引きおこる場合がほとんどです。
▼犬が飼い主以外にうれしょんする理由
・興奮しているから
・子犬だから
・かまってもらえると思っているから
・臆病な性格だから
そのためうれしょんの対策方法として、犬が飼い主以外の人会う時は、できるだけ興奮させないようにするのがおすすめ。
この記事では、犬が飼い主以外の人にうれしょんをしてしまう理由と対策方法を詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
犬が飼い主以外の人にうれしょんするのは興奮によるものがほとんど
冒頭でもご紹介した通り、犬が飼い主以外の人にうれしょんするのは、興奮によるものがほとんど。特にうれしさのあまり興奮してうれしょんしてしまう犬が多いです。
実際に犬がうれしょんしてしまうシチュエーションを思い出すと、うれしくてしっぽをブンブン振っていたり、うれしさのあまりゴローンとひっくり返ってお腹を出しているときが多いですよね。
そのためほとんどの場合、犬の興奮をうまく抑えてあげることで、うれしょんを予防することができますよ。
ただし他にも、人にかまってほしくてうれしょんをするケースや、怖がりが原因でうれしょんをするケースもあります。そのため、自宅の愛犬はなぜうれしょんをしてしまうのか、しっかり見極めてから対策をしてあげましょう。
犬が飼い主以外の人にうれしょんをする理由
犬が飼い主以外の人にうれしょんする理由は以下になります。
・興奮しているから
・子犬だから
・かまってもらえると思っているから
・臆病な性格だから
それぞれ見ていきましょう。
興奮しているから
犬が、うれしょんしてしまうひとつ目の理由が、興奮しているということ。
というのも、犬は嬉しくて興奮してしまうと、自分の体をコントロールするのを忘れてしまうから。そのため膀胱の筋肉が緩み、そのままうれしょんしてしまうんです。
例えば、飼い主以外の大好きなお客さんが家に来たときや、たくさん遊んでくれている時、犬は嬉しくて興奮して、うれしょんしてしまうことが多いですよね?
こういったシチュエーションでうれしょんをしていまうのは、嬉しくて、興奮しすぎて、膀胱の筋肉が緩んでしまうというわけなんです。
そのため、犬の性格で言うと、おっとりした性格の犬よりも、喜びを全身で表現するような、いつも元気な犬はうれしょんをしやすい傾向にあります。
子犬だから
子犬は、犬の中でも特にうれしょんをしやすい傾向があります。
なぜなら、子犬の頃は犬の成長の過程の中でも最も興奮しやすい時期だから。また、体もまだ成熟していないので、より膀胱の筋肉が緩みやすいからです。
子犬はまだ成長過程で、日常の様々な出来事が初めての経験であることが多いです。
そのため、一つ一つの出来事が新鮮で、興奮する回数が多いと言えます。
特に毎日顔を合わせる飼い主以外の人と会うのは、子犬にとって本当に新鮮な出来事なので、よりうれしょんしやすいといえるでしょう。
いつからうれしょんをしなくなる…?
それでは、子犬はいつからうれしょんをしなくなるのでしょうか?
結論から言うと大体1〜2年経てば、うれしょんをしづらくなります。
なぜなら、犬は1〜2年程度で体が成熟して、成犬になるから。またそのくらいの年月が経てば、日常の色々な出来事に慣れてくるからです。
実際に犬のうれしょんに悩んでいた人の口コミでも成犬になって落ち着いたと言う声が多かったです。
仔犬の頃は、近所のおばちゃんに遊んでもらってうれしょんしたりしてたけど、成犬になってからはうれしょんは見なくなった。うんこ漏らしてたのは、成犬というか、わりと老犬になってからの話。
— 夜森🐰けもケH-13🐺げんこう (@thrush69) January 9, 2020
かまってもらえると思っているから
また犬の中にはうれしょんをすれば構ってもらえると思い、何度もうれしょんを繰り返してしまう子もいます。
例えば、飼い主以外のお客さんが来て、犬が興奮してうれしょんしてしまった時に、「あー!〇〇がおしっこしたー!」「だめじゃん〜!」などテンション高めの声で反応してしまうことはないでしょうか?
犬は人の感情を声のトーンで感じ取る動物。テンション高めの声で反応すると、「おしっこをするとみんなが反応して構ってもらえる!」と思ってしまうことが多く、期待に応えようとして何度もうれしょんを繰り返してしまうんです。
そのため、犬がうれしょんをしたときはノーリアクションで、冷静に汚れを拭き取ってくださいね!※後ほど詳しく紹介します。
臆病な性格だから
最後に、性格が臆病な犬は飼い主以外の人とあったときに、びびっておしっこをしてしまうこともあります。(この場合、うれしょんではなくびびりしょんですね…。)
例えば、人間でも映画やドラマなどで極度に怖いことがあったときに、おしっこを漏らしてしまうシーンがあると思いますが、犬のびびりしょんはこういったイメージ。怖すぎて、びびりすぎておしっこを漏らしてしまうということです。
この場合のびびりしょんは、犬の元々の性格はもちろん、あまり飼い主以外の人と触れ合ったことがなく、急に現れたお客さんにびびって、おしっこを漏らしてしまうケースが多いです。
そのため、明らかにお客さんににびびっておしっこをしている場合は、少しずつ飼い主以外の人にも慣らすようにしてあげるといいですよ!
犬が飼い主以外の人にうれしょんをしてしまう時の対策
犬が飼い主以外の人にうれしょんをしてしまう時は以下の対策を試してみましょう。
・興奮させないようにする
・お客さんと外で会って一緒に家に入る
・サークルに入れてからお客さんを迎える
それぞれ詳しく解説します。
興奮させないようにする
犬が飼い主以外の人へうれしょんをしてしまうのを防ぐためには、興奮させないことが大切です。
そのため、来客時はオーバーなリアクションで犬に声をかけないよう、事前にお客さんにお願いすることをおすすめします。
オーバーなリアクションとは例えば「かわいいー!いい子〜〜!!」と高い声でいいながら、よしよしするなどの行為です。
犬好きなお客さんであれば、犬に会った瞬間に思いっきり可愛がりたいところではあると思いますが、ぐっと堪えてもうのが◎
最初の出会い頭は冷静に。犬の興奮が落ち着いてきてから、犬に声をかけてもらうとうれしょんを防ぐことができますよ。
うれしょんしても叱るのはNG
また、犬がうれしょんをしてしまった際に、叱るのは良くないです。
理由は先ほども紹介しましたが、例えば犬がうれしょんした際に「も~!だめじゃん~~!」といったようにテンション高めの声で犬を叱ると、犬が「みんな喜んでる!」と勘違いして、また何度もうれしょんを繰り返してしまうからです。
また低いまじめなテンションで「だめ!」「いけない!」と叱るのもおすすめしません。
なぜなら、犬は飼い主以外の人が来たタイミングで無意識にうれしょんをしているので、「おしっこをして怒られた」のか「お客さんを愛想よく迎えたことを怒られた」のかわからなくなってしまうからです。
もし犬が「お客さんを迎えたことを怒られた」と認識してしまうと、犬は「お客さんが来ると怒られる!」と思い込んでしまい、飼い主以外の人を嫌いになってしまう原因になってしまうことも…。
そのため、犬が飼い主以外の人にうれしょんをした場合は、ノーリアクションで静かにおしっこの後始末を行ってくださいね。
外で会って一緒に家に入る
来客時に犬が飼い主以外の人にうれしょんしてしまうのを防ぐために、最初に犬を外でお客さんに会わせてから、家の中に入るという方法もあります。
※家の近所まで犬と一緒にお客さんをお迎えに行き、外で会ってから、家に入るようにするということです。
外であった瞬間には、犬がお客さんに飛びついて、うれしょんをしないように、リードを引っ張ってコントロールしてくださいね。
また、お客さんには、事前に家で会うと犬が興奮してうれしょんをしてしまうので、外で待ち合わせしたい旨を伝えておくといいでしょう。
サークルに入れてからお客さんを迎える
また来客時に、外にお迎えに行けない時には、犬をサークルに入れておくという方法もおすすめ。※来客のタイミングは犬の興奮がマックスになるので、その間だけサークルに入れておくということです。
犬をサークルに入れている間は、興奮のうれしょんが終わるまで、お客さんにサークルの外から声をかけてもらいましょう。
おしっこを完全に出し尽くしてから、外に出して遊んであげると、お客さんにうれしょんがかかるのを防げますよ!
どうしてもうれしょんが治らない場合は犬用オムツをつけよう
外にお迎えに行くのも、サークルに入れておくのも難しい…。犬がどうしても飼い主以外の人にうれしょんしてしまう…。という方は、うれしょん対策として犬用のおむつをつけておくことをおすすめします。
使い捨てタイプや、シートを取り替えて何回も使えるタイプの犬用おむつも販売されているので、うれしょんに悩んでいる方にはおすすめですよ。
ここではそれぞれの商品のおすすめポイントを紹介していきます。
⇒使い捨て可能で清潔!おしっこの量が多い子にもおすすめ!
⇒コスパが良し!見た目もおしゃれでかわいい!
使い捨て犬用オムツ
使い捨て犬用オムツのおすすめポイントは、使い捨てができ衛生面で清潔なところ。人間の赤ちゃんのオムツ同様、おしっこをしたら毎回使い捨てて、新しいものに取り換えることができるんです。
またオムツ全体が吸水部分になっているので、おしっこの量の多い犬にもおすすめ!
事前にストックしておけば、犬が飼い主以外の人に会う時にさっとつけられて安心ですよ。
愛犬がうれしょんしてしまう飼い主さんの口コミでも犬用オムツが必須という声も多かったです。
もうすぐ我が家にゲストが来ますので、うれしょん対策のオムツでしー▽・w・▽
http://photozou.jp/photo/show/1894221/91739356— ochiko (@ochiko834) August 2, 2011
マナーパンツ・マナーベルト
マナーパンツ・マナーベルトは、布製オムツ。おしっこが出る部分に専用のシートを張り付けることで、おしっこを吸水してくれる商品です。
マナーパンツは女の子用オムツ。マナーベルトは男の子用オムツになります。
マナーパンツ・マナーベルトのおすすめポイントは、コスパのよさ。使い捨てオムツと違い、本体を購入してしまえば、その後はシート部分の費用しか掛からないので、コスパ良し◎。またシートは、人間の生理用のナプキンでも代用できるので、価格もかなり安いです。
さらに様々なデザインのものが発売されていて、おしゃれなのもおすすめできるポイント。愛犬に似合うデザインを探すのも楽しいですよ。
ただおしっこの量が多いと、はみ出してしまい、洗濯しなければならないという点だけ注意しましょう。
犬のうれしょん まとめ
今回は、犬が飼い主以外の人にうれしょんをしてしまう時の理由と対策についてご紹介しました。
犬がうれしょんしてしまう時は、出来るだけ犬を興奮させないように冷静な対応することが大切です。
犬が喜んで飛び付いてくれるのはとても可愛いらしいですが、よしよししてあげるのをぐっと我慢して、犬が落ち着いてから可愛がってあげるのが、うれしょんをさせないための近道になります。