犬の肉球をマッサージしてあげると、健康に良いということをご存知ですか?
また、人間の足つぼマッサージと同じで犬の肉球にもつぼがあります。
今回は、犬の肉球マッサージに関してご紹介していきます。
今回の記事を読んで、日頃お疲れのご自宅のわんちゃんを癒してあげましょう!
犬の肉球の役割とは?
①指球 ②掌球 ③手根球 ④趾球 ⑤足底球
犬の肉球は、体全体の重さや衝撃、地面の熱を受け止める役割を持っています。
人間で言う靴のようなものです。
肉球がぷにぷにしているのは、衝撃を吸収するためで、
肉球自体の皮膚はとても分厚いので、地面の熱や冷たさを内側まで伝えづらい構造になっています。
また犬の肉球は体温調節をするためにも存在しています。
人間は、汗をかくことで体温調節を行いますが、犬は口から舌を出して「ハァッハァッ」と呼吸することで体の熱を外に放出しています。
口で呼吸するだけでは、熱を放出しきれない場合に、肉球や鼻に汗をかくことで体温調節をしています。
犬の肉球を触った際ににしっとりしている場合は、肉球に汗をかいて体温調節している時であると言えます。
肉球は、衝撃から身を守り体重を支え、汗をかく場所でもあるので、日々の生活の中でかなり負担がかかっているといえます。
肉球マッサージの効果
疲労回復、血行促進
肉球のマッサージは、体の血行を促進させることにより、疲労回復する効果があります。
体の血行が、促進されると体がぽかぽかして免疫力もアップします。
また、犬の肉球にも人間と同じようにつぼがあります。
リラックス効果、信頼関係が増す
肉球のマッサージには、リラックス効果や飼い主さんとの信頼関係が向上するという効果もあります。
犬が飼い主さんに体を預け、肉球をマッサージされることを「気持ちいい」と感じてくれれば、リラックスした時間を作ることが出来ますし、飼い主さんへの信頼度も上がっていきます。
しかし、ほとんどの犬は足先を触られることを嫌がることが多いので、無理やり肉球マッサージを行うことはやめてください。
肉球を触って、犬が嫌がらずゆったりとしていたら、肉球マッサージをしてあげることをおすすめします。
怪我などの早期発見
肉球マッサージを行うことによって、足裏の怪我などの早期発見をすることができます。
例えば、肉球は分厚い皮膚でできていますが、鋭いガラスなどが刺さったり、真夏の熱い地面の上を歩いていると怪我や火傷をしてしまいます。
また、冬は乾燥などが原因で、肉球がカサカサしてひび割れてしまうこともあります。
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犬の肉球マッサージ方法
①足の甲と裏を撫でる
マッサージする足の甲と裏を撫でて、安心させてあげましょう。
この際、犬が嫌がるようであれば無理やり肉球マッサージをするのはやめてください。
②手の甲の指の間をさする
親指で手の甲の骨と骨の間をさすってあげましょう。
犬が痛くない程度の優しい力加減で行いましょう。
③肉球のサイドを揉む
全ての肉球のサイドを親指と人差し指で摘むように揉んでいきます。
④肉球のツボを押す
肉球のツボを優しく押しながら、マッサージしてあげましょう。
この際に、肉球クリームを使用することをおすすめします。
肉球のツボ
A 大腸 B 心臓 C 臓腑 D 小腸 E 疲れ、スタミナ不足 F 肺
G 肝、生殖器 H 胃 I 胆 J 膀胱 K 肥満、代謝促進
⑤手の甲をさする
犬の手の甲を、親指で優しくさすってあげましょう。
この際に犬の指の甲の側面も、親指と人差し指で優しくつまみながら、さすってあげましょう。
⑥水かきを摘みながらさする
最後に犬の指と指の間の水かきの部分を、親指と人差し指でつまみながらさすってあげてください。
参考動画↓
犬の肉球マッサージ まとめ
今回は、犬の肉球マッサージに関して以下の項目に分けてご紹介しました。
ご自宅の愛犬が、マッサージで気持ち良さそうにしてくれるとこっちまで幸せな気分になってしまいますよね。
犬の肉球マッサージを行うと、犬の血行促進やリラックス効果などにも繋がりますので、おうちでもぜひチャレンジしてみてください!