可愛い愛犬をトリミングサロンに預け、迎えにいったら…あれ!?全然綺麗になっていない!
トリマーさんに「暴れすぎてトリミングできませんでした。。」と言われ次からも断られてしまった飼い主さんいるのではないでしょうか?
また、断られるまではいかずともガラス越しのトリミングルームでうちの子だけ暴れまくっている…
そんな悩みを持った飼い主さんもいらっしゃると思います。
当たり前ですが、愛犬がトリミングで暴れてしまうのには理由があります。
私自身、元々トリマーをしていたのですが、トリミングで暴れてしまうわんちゃんのカットは、怪我につながる可能性もありとても危険です。
この記事では、犬がトリミングで暴れる理由と子犬~成犬まで使える対処法を紹介しますので、今後の参考にしてみてください!
こんな方におすすめ
- 犬がトリミングで暴れてしまう理由が知りたい!
- 犬がトリミングで暴れてしまう時の対処法がしりたい!
愛犬がトリミングで暴れる理由
①元々怖がりで人見知りな性格
元々ビビりな性格で、知らない人や、知らない場所を極度に怖がります。
この場合、トリミングサロンでなくても、知らない人に対して「ヴー」と威嚇したり、コンタクトを避け固まってしまう傾向があります。
自宅の愛犬が怖がりで、トリミングサロン以外の場所でも人を警戒するという方は元々怖がりで人見知りな性格の愛犬の対処法に進んでください。
②トリミングの特定の作業が嫌い
トリミングで暴れてしまう犬の中でも、爪切りは嫌いだけど、シャンプーは平気だったり、、
カットは大丈夫だけど、ブローは嫌だというようにトリミングの工程の中の一部の作業が嫌いというわんちゃんも多いです。
特に柴犬や猫はシャンプーが苦手で、毛玉のできやすいトイプードルはブラッシング(毛玉とき)が嫌いな傾向があるように思います。
後ほど詳しく紹介しますが、特定の作業が嫌いな子は、その作業を始めると犬が変わったように暴れてしまうので、トラウマを解消してあげることが大切です。
自宅の愛犬が特定の作業が苦手だという人はトリミングの1つの作業が嫌いな愛犬の対処法に進んでください。
③トリマーとの相性が合わない
人間同士と同じで、犬と人間にも合う合わないがあります。
特にどちらが悪いということでもないですが、Aさんがやると大暴れなのに、Bさんがトリミングするとおとなしいということが稀にあります。
トリミングで暴れる愛犬のために飼い主ができる対処法
上記の理由を元に飼い主さんが出来る対処法は以下になります。
①元々怖がりで人見知りな性格の愛犬の対処法
子犬の頃から様々な経験をしていない犬は、怖がりな性格になりやすいです。
なので、1歳になるまでに様々な場所に連れて行き、色々な人や犬と触れ合うことで社会化させてあげましょう。
トリミングも同じで、1歳になるまでにトリミングをされることに慣れてもらうために、小さいうちから何回か連れて行くと良いでしょう。
ただし、今この記事を見ている方は成犬になってから、悩んでいるという方もいると思います。
成犬で怖がりな性格を治すのはかなり根気が要りますが、愛犬の無理がない程度に、色々な場所に連れて行き、楽しい時間を作ってあげましょう。
例えば、特に用がなくてもトリミングサロンに立ち寄って店員さんにおやつをあげてもらうなどしてみるのも効果的です。
愛犬に、外は楽しい!というイメージを作ることで、少しずつ人や生き物に対しての恐怖心を緩和させてあげることが大切です。
② トリミングの1つの作業が嫌いな愛犬の対処法
愛犬がトリミングの1つの作業が嫌いな理由は、その作業にトラウマがあるからです。
例えばブラッシングの際、毛玉があると優しくブラッシングしても多少痛いです。
人間で言う絡まっている髪の毛をくしでとかす作業のようなものなので当たり前ですね。
そうすると犬の頭の中は、、
「ブラッシング=痛い嫌なこと」
というイメージが付き、毎回ブラッシングをすると暴れてしまうこともあります。
嫌なことのイメージを払拭するためには、少しずつ良いイメージをつけるしかないです。
例えば、爪切りが嫌いな子は…
まず爪切りを見せておやつをあげる。
↓
それを何回か繰り返し次のステップで
爪切りを爪に当てるだけしておやつをあげる
↓
何回か繰り返し次のステップで
爪を1本だけ切っておやつをあげる
という流れを繰り返して、少しずつ慣らしてあげましょう。
③ トリマーとの相性が合わない愛犬の対処法
トリミングルームを見たときに明らかに1人のトリマーさんの時だけ暴れてしまう場合は、相性が良くない可能性があります。
そういった場合は、次回から担当を変えてもらいましょう。
ほとんどのトリミングサロンでトリマーさんを指名することができるので、相性のいいトリマーさんを指名すれば、愛犬もトリマーさんも穏やかでいられます。
どうしてもトリミングサロンで暴れる犬は、お家でセルフカット
怖がりなのか、トリミングの特定の作業が嫌いなのか、なぜ愛犬がトリミングで暴れてしまうのかにもよりますが、どうしてもトリミングサロンだと愛犬が暴れてしまい、断られてしまうという方は、自宅でセルフトリミングをするという方法もあります。
自宅でのセルフトリミングであれば、トリミングの作業を何日かに分けてすることができるので、愛犬に負担をかけずにトリミングをすることができます。
ただし、セルフトリミングで怪我をさせてしまうと、それがさらに愛犬のトラウマになってしまい、よりトリミングの作業中に暴れてしまうという負の連鎖になることもあるので、慎重に少しずつ作業するようにしましょう。
セルフトリミングに挑戦してみたい方はこちらの記事へ↓
まとめ
今回は愛犬がトリミングで暴れてしまう理由と対処法を以下の3項目でご紹介しました。
トリミング嫌いな愛犬は、
おやつをあげるなどして少しずつトリミングにいいイメージを持ってもらい慣らしていくことが大切です。