愛犬のトリミング代って馬鹿にならないですよね。
またわんちゃんがトリミングサロン嫌いでお断りされてしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか?
そんな飼い主さんは、自宅で愛犬のセルフトリミング出来たらと思ったこともあるのではないでしょうか?
この記事では、自宅での愛犬のセルフトリミングに必要な用品や手順を以下の項目に分けて紹介します。
愛犬の自宅セルフトリミングに必要な道具
トリミング台
トリミングする際に、愛犬を乗せる台です。
トリミング台をわざわざ購入するのは、場所も取るし、費用的にも負担という方は
お家にある小さめのテーブルや広めのイスに愛犬を乗せながらチャレンジしてみましょう!
紐やリードなどを付けながら作業すると愛犬が落ちて怪我をする心配がなく安心です!
爪切り用品
爪切りは、人間用のものだと犬の爪は切れません。犬用の爪切りを購入しましょう。
犬の爪切りでよくやってしまうのが、切りすぎで爪の血管まで切ってしまい、血が出てしまうというトラブルです。
その際には止血どめも売っているので、こちらも購入しておくと安心です。
また切った後の爪の角を取る爪やすりも用意すると愛犬を抱っこする際に爪が痛いなんてこともなくなるでしょう
爪切り
藤田商会 ライフ ペット用爪切り
人間の爪切りと違い、刃の部分が円になっていて、爪を通してカットするタイプのものです。
止血剤
【動物用医薬品】クイックストップ
犬の爪は血管まで切ってしまうと、出血してしまいます。
出血してしまった時に、クイックストップを使うと血がすぐに止まります。
爪やすり
サファイヤ爪やすり
愛犬をだっこする時など、爪を切りっぱなしだと、角が尖っていて痛いです。
爪をしっかりやすって角を取りましょう。
イヤーローション
サトウイヤーローション
耳掃除の際に使います。耳垢を拭き取り耳の中を清潔にします。
スリッカー
岡野製作所 スリッカーブラシ エポ
プードルやシーズーなど、主にトリミング犬種に使われるブラッシング用のブラシです。
初心者の方は先端に玉が付いているスリッカーだと愛犬の皮膚を痛めにくいのでお勧めします。
犬用シャンプー
シャンプーも犬用のものを購入しましょう。
人の肌と犬の皮膚は違うので、人間用のシャンプーを使うと、皮膚病の元になってしまいます。
ドライヤー
ドライヤーも、トリミング用のものを使用することをお薦めします。
人間用だと温度が高く、風量が弱いので犬に負担がかかる可能性があるからです。
おすすめの犬用のドライヤーはこちら↓
https://maikublog.org/dog/trimming/hairdryer/
バリカン
犬の体や、足の裏などの毛を短くするものです。バリカンも人間用のものだと怪我をさせてしまう可能性があるので、犬用のバリカンを購入しましょう。
また犬用のバリカンは、購入してから切れ味が悪いや、お手入れがしづらいなどの失敗に気付くことがよくあります。
トリマーの私がおすすめするバリカンは以下の記事↓に詳しく書いてあります!
https://maikublog.org/dog/trimming/barikan/
コーム
国産ダイヤカットコーム
愛犬の毛をカットする際に必要なブラシです。
スリッカーと違って、人間のクシのような形をしています。
ハサミ
入門セットトリミングシザー 2本セット
犬の体の毛をカットします。
トリミングのハサミはいくつか種類があるので以下でご紹介します。
(初めてのトリミングでは上記の2種類があれば十分だと思います。)
セルフトリミングの手順
爪切り
爪切り愛犬を抱える体制で、犬用爪切りで血管を切らないように少しずつ爪を切っていきます。
血が出でしまった時は、止血剤で血を止めるか、止血剤がない場合はティッシュで何分か止血しましょう。
爪やすりがある場合は、爪の角をしっかりやすりましょう。
愛犬の爪切りのやり方をもっと詳しく知りたいという方はこちら↓
https://maikublog.org/dog/trimming/nail-cutting/
耳掃除
耳掃除トイプーやシーズーなどは耳の中に毛が生えています。
耳に生えている毛は、指で痛くない程度に抜いて、イヤーローションを綿棒につけて拭き取ります。
愛犬の耳掃除のやり方を詳しく知りたい方はこちら↓
https://maikublog.org/dog/trimming/ear-cleaning/
部分バリカン
足裏、お腹・肛門周りのバリカン部分用のバリカンや、普通のバリカンを1ミリにセットし、足の裏の毛とお尻と肛門周りの毛を剃ります。
愛犬の部分バリカンのやり方を詳しく知りたい方はこちら↓
https://maikublog.org/dog/trimming/barikan-3/
https://maikublog.org/dog/trimming/koumon/
ブラッシング
スリッカーを使用してブラッシングしていきます。
スリッカーは、力を入れすぎず愛犬の毛並みに沿って柄の方向に向かって毛をとかしていきます。
この際全然とけない毛玉がある場合は、危ないのでプロに任せてください。
シャンプー
シャンプーの際に、愛犬の肛門絞りをします。
尻尾をもち上げて、肛門の左右を親指と人差し指でつまむと、肛門線という液体がでてきたら成功です。
シャンプーの際には、シャンプー残しのないようキュッキュッとなるまでしっかりとシャワーで流してあげてください。
また、目にシャンプーがついたままだと愛犬の目が開かなくなる原因になってしまうので、手でお湯をすくいながら優しく目を流してあげてください。
肛門腺絞りのやり方を詳しく知りたい方はこちら↓
https://maikublog.org/dog/trimming/anal-gland/
ブロー
タオルでよく拭いたら、スリッカーでとかしながらドライヤーの風を当てていきます。
顔周りのブローも、ドライアイの原因になるので弱風で出来るだけ冷風に近い風で乾かしてあげてください。
愛犬のブローのやり方を詳しく知りたい方はこちら↓
https://maikublog.org/dog/trimming/hairdryer/
胴体のバリカン
お好みの長さのアタッチメントをバリカンに設置し、刈っていってください。
この際皮膚を手でピーンと伸ばしてバリカンを当てると綺麗にバリカンを入れることができます。
足カット足のカットは、コームで毛を逆立てながらまっすぐとカットしてあげてください。
初心者の方は中々難しいと思うので、足にもバリカンを入れることをお勧めします。
体のバリカンのやり方はこちら↓
https://maikublog.org/dog/trimming/inuyoubarikan/
顔のカット
顎先の毛をつかみながら顔が動かないように
カットしていきます。
とにかく目にハサミが当たることだけは注意してください。
ハサミの先端の向きが犬の方にならないことを意識してカットしましょう。
口周りもわんちゃんは舌を出してしまうこともあるので注意して下さい。
まとめ
今回は自宅で愛犬のセルフトリミングをする際に必要な用品や手順に関して以下の内容をご紹介致しました。
初めてのトリミングは、思わぬところで犬が動いてしまうことがあるので慎重に作業をしていきましょう。