昔に購入した犬用シャンプーを使う時に、使用期限などはないのか悩んだことはないですか?
また業務用の犬用シャンプーを購入して、シャンプー代を節約したいけれど、使用期限がどのくらいでいつまでに使いきればいいのか、悩まれる飼い主さんも少なくないと思います。
今回は、犬用シャンプーの使用期限について、ご紹介します。
こんな方におすすめ
- 犬用シャンプーの使用期限が知りたい!
- 犬用シャンプーの使用期限が過ぎてだめになった時の特徴が知りたい!
- 犬用シャンプーを長持ちさせる保存方法が知りたい!
目次
開封前の犬用シャンプーの使用期限は?
ほとんどの犬用シャンプーには、使用期限の記載がありません。
理由としては、薬事法で、正しい保存方法で3年以上品質が低下しない商品であれば、使用期限の記載は不要とされているからです。
つまり、未開封で使用期限の記載がない犬用シャンプーの使用期限は、基本的に3年と考えて良いでしょう。
しかし、オーガニックの犬用シャンプーや、薬用の犬用シャンプーなどは、通常のシャンプーに含まれている陳腐剤が入っていないことが多く、使用期限が短くなる傾向にあります。
未開封であっても使用期限が、1年から2年のものが多いので、しっかりと使用期限を確認して使用しましょう。
開封後の犬用シャンプーの使用期限は?
食品と同様で、開封後の犬用シャンプーは出来るだけ早めに使い切りましょう。
使用期限の目安としては、半年〜1年の間には使い切ることをお勧めします。
なので、シャンプー代節約のために、犬1匹に対して業務用の4リットルの犬用のシャンプーを買おうと考えているのであれば、あまりおすすめはできません。
業務用シャンプーは、本来トリマーさんが毎日何匹もシャンプーするために販売されているものなので、多頭飼いで犬を何匹もシャンプーする機会があって、早めに使い終わるようであれば業務用の犬用シャンプーをお勧めします。
また保存方法によって開封後の犬用シャンプーの使用期限も変わってきます。
次から、犬用シャンプーの正しい保存方法をご紹介します。
犬用シャンプーがだめになる原因と保存方法
犬用シャンプーは高温な環境や、開封後に空気や水に触れることで雑菌が繁殖して、品質が低下してしまいます。
つまり、シャンプーを使用する場所であるバスルームは湿度も高く、犬用シャンプーの品質を下げやすい場所であるといえます。
犬用シャンプーは、直射日光を避けて、湿度の低い冷暗所で保存すると品質を下げず使用することができます。
使用期限が切れて使えない犬用シャンプーの特徴
犬用シャンプーの見た目がおかしい
通常時は、とろっとしたテクスチャーの犬用シャンプーが、水分が多めのさらさらした状態に変わっていたり、色が変色していたら使用期限が切れてだめになっている可能性があります。
また、通常時のテクスチャーに比べてどろっとしていたり、液体が固まっている場合も使用期限が切れている可能性が高いと言えるので、使用するのはやめましょう。
犬用シャンプーの匂いがおかしい
使用期限が切れてだめになった犬用シャンプーは、香料が変質して変な匂いがします。
犬用シャンプーが、すっぱい匂いや納豆のような匂いなど、通常時の匂いと明らかに違うと感じたら、すぐに使用をやめてください。
使用期限の切れた犬用シャンプーを使うと、どうなってしまうの?
使用期限の切れた犬用シャンプーを使うと、発疹ができたり、赤く腫れる、痒みが出るなどの症状が現れることがあります。
犬の皮膚は、とても繊細なので使用期限の切れた品質の悪いシャンプーを使うことで皮膚病の原因にもなってしまいます。
保存方法や使用期限をしっかりチェックしてから、シャンプーをしてあげましょう。
まとめ
今回は、犬用シャンプーの使用期限に関して以下の5項目に分けてご紹介しました。
犬用シャンプーは、開封後バスルームにそのまま放置せず、直射日光の当たらないところで保管しましょう。また、開封後1年以上経った犬用シャンプーを使用すると皮膚病の原因になってしまいます。
もったいないですが、捨てるか、掃除の時に洗剤として使用するなどして犬には使わないようにしましょう。
投稿者プロフィール

-
動物の専門学校を卒業後、トリマーとしてペットショップで3年間勤務。現在はフリーのトリマーとして活動中。
ペットのお手入れやしつけ方法、実際に使ってよかったペットグッズについての知識が豊富です。飼い主さん目線でわかりやすく、愛犬との生活に役立つ情報を丁寧にお伝えしていきます。