自宅で犬の肛門まわりのバリカンはできる?怪我をさせないやり方は?と悩んでいませんか?
結論から言うと、次のやり方であれば、自宅でも安全に犬の肛門まわりにバリカンをいれることができます。
➀しっぽを持ち上げる
➁肛門の筋に沿ってバリカンを入れていく
ただし、文章で教えられても、具体的にどうやればいいのかわからない。初心者なのでどんなバリカンを使えばいいのかわからない。といった不安を持つ人もいるでしょう。
そのためこの記事では、犬の肛門バリカンのやり方を動画や画像を使いながら、初心者でも簡単にできるように解説しています。
●怪我をさせず簡単に肛門バリカンをかける方法は?
●肛門バリカンは何ミリでかければいい?
●肛門バリカンをかける頻度は?
最後まで読むことで、肛門まわりのお手入れにおすすめのバリカンまで紹介しているので、是非参考にしてください。
犬の肛門バリカンに関する基本情報
犬の肛門周りのバリカンは、お尻周りの汚れを防ぐために行います。
まず、肛門バリカンのやり方を見ていく前に、次のポイントを確認しておきましょう。
- バリカンの刃は1ミリ以下で使う
- 1~2か月に1回の頻度で行う
それぞれ詳しく解説していきます。
バリカンの刃は1ミリ以下で使う
犬の肛門バリカンの刃は、1ミリ以下で使いましょう。
なぜなら、毛をできるたけ短くしたほうが肛門まわりの清潔さを保てるから。
さらに肛門まわりの皮膚は薄く、これより刃が長いバリカンだと、怪我をさせてしまうリスクがあるからです。
通常の犬用バリカンの刃は、ほとんどが1ミリ以下。以下の写真のようにダイアルを回して刃の長さを変えられるものもあるので、事前に必ず確認してから利用しましょう。
1~2ヶ月に1回の頻度で行う
犬の肛門まわりのバリカンは、1~2か月に1回の頻度で行いましょう。
というのも、犬の毛は大体1か月で2センチ程度伸びるもの。ある程度の長さがあると、排せつ後のうんちなどが周りについてしまうからです。
他にも肛門まわりの汚れが気になったタイミングで、肛門バリカンをすれば、おしりまわりを清潔に保つことができますよ!
犬の肛門バリカンのやり方
犬の肛門バリカンは、次の手順で行います。
- しっぽを持ち上げる
- 肛門の筋に沿ってバリカンを入れていく
あまり難しい作業ではないので、5分もあれば完了します。
ただし、肛門周りの皮膚は薄く、傷つきやすいので、慎重に行ってください。
肛門バリカンのやり方まとめ動画はこちら↓
しっぽを持ち上げる
犬の肛門周りのバリカンを入れる際、まず犬のおしり側に回り、手でしっぽをもちあげましょう。※以下参照
上記の写真のように肛門が見えればOKです。
この際、強く引っ張ると犬が痛がるので、優しく持ち上げてくださいね!
肛門の筋に沿ってバリカンをいれていく
しっぽを持ち上げて肛門周りが見えたら、早速バリカンを入れていきます。
バリカンの入れ方は、以下の図の通り。
青の矢印の方向にバリカンを入れていきましょう。
肛門の中央から外側に、筋に沿ってバリカンを入れていくイメージです。
この時、バリカンを皮膚に強く当てすぎると、怪我をしてしまう可能性があるので注意してください。
1ミリほど宙に明かした感覚でバリカンを入れると、怪我をさせずにきれいに刈ることができますよ!
犬の肛門用バリカンおすすめ2選!
パナソニック ペットクラブ部分用
パナソニックのペットクラブ(部分用)は、犬の肛門まわりのお手入れにおすすめのバリカンです。
というのも、このバリカンは通常のものと異なり、刃先が丸くなっていて、バリカン負けをさせるリスクがかなり低いから。
皮膚が薄い肛門まわりには、もってこいというわけです。
刃の横幅は3センチ程度。重さは120gなので、かなりコンパクトで使いやすいですよ。
まとめると、こんな人におすすめ・・
・怪我をさせにくいバリカンがいい
・部分用のコンパクトなバリカンが欲しい
WAHL ペットスタイリーク
バリカンで有名なWAHL社のバリカンです。
このバリカンの最大の特徴は、刃先はかなり細いということ。刃幅は9ミリ程度で、小さめの犬への部分美容や、細かい箇所を刈るのに向いているバリカンです。
重さも約60gで、ペンタイプで持ちやすく、初心者でも使いやすいバリカンです。
ただし、サイズが大きめの犬に使うには少し刃幅が細すぎるので、あくまで子犬や小さめのトイプー、ヨークシャーテリアなどの部分美容に使ってくださいね!
まとめると、こんなひとにおすすめ・・
・小さい犬の部分バリカンがしたい
・細かい箇所をきれいに刈りたい
まとめ
今回は、犬の肛門バリカンのやり方をご紹介しました。
肛門周りのバリカンをかける際には、怪我に注意してください。
肛門の中心から外側に向けて優しくバリカンを入れると怪我をさせず、きれいに仕上がりますよ!